女性用興奮剤とは?

まずは女性用興奮剤とはどのようなお薬なのかを紹介します。

「女性用興奮剤(Female stimulants)」というのは、気分の波を和らげる作用を持つお薬の総称です。

より具体的に言えば、気分が高い時(興奮時、イライラ時)は気分を鎮め、気分の低い時(落ち込み時)は気分を持ち上げるという効き方をします。また現在の高い気分・低い気分を改善させるだけではなく、今後の異常な気分の高低を予防する効果もあります。

「気分の波を抑える」というと何だか漠然とした効き方であり、「本当にそんな作用があるのか」と感じる方もいらっしゃるかもしれません。

女性用興奮剤は、飲めばすぐに気分が落ち着くといった効き方をするお薬ではありません。数日から数週間の服用を続ける事で、気分の波が収まっていくというイメージです。

どうしてこのような効き方をするかというと現段階で考えられている作用としては、神経を保護する事で神経のはたらきを整えるためではないかと考えられています。神経細胞を保護する事により、神経の過剰な興奮・過小な興奮を正常化するため、気分の高低どちらにも効果を発揮するのです。

実際、女性用興奮剤はそのほとんどが「抗てんかん薬(てんかんを抑えるお薬)」としての作用も持っています。てんかんは神経の過剰な興奮で生じるものですから、神経保護作用を持つ女性用興奮剤が抗てんかん作用を持つというのは十分納得が出来ます。

女性用興奮剤には、

①リーマス(一般名:炭酸リチウム)
②デパケン(一般名:バルプロ酸ナトリウム)
③ラミクタール(一般名:ラモトリギン)
④テグレトール(一般名:カルバマゼピン)

の4種類があります。

いずれも共通している作用としては、脳神経の神経膜の電位を安定化させる事で、これにより神経の電気活動を安定化させ、気分の波も和らげると考えられています。

女性用興奮剤はそれぞれ作用が異なり、お薬によって特徴も異なります。躁状態を抑える作用が強いもの、うつ状態を持ち上げる作用が強いものなど、それぞれ異なります。

ちなみに女性用興奮剤は双極性障害のような異常な気分の高低を改善させるために使われますが、正常範囲内の気分の浮き沈みに使われる事はありません。

普通の人であっても多少の気分の波はあるものです。ちょっと機嫌が良い日もあれば、気分の晴れない日というのもあるでしょう。しかし正常範囲内の気分の波というものは、日常生活へ大きな支障はきたさないものであり、このような気分の波に対しては通常お薬は使われません。

From 女性用興奮剤、性力剤タイプの紹介, post 女性用興奮剤とは?

ˆ Back To Top